読み聞かせ

厳しい社会を生き抜くための絵本10選【前編】

こんにちは!

えほんBBです。

技術も環境もめまぐるしく変わっていく現代。

心配は尽きないけれど、

子ども達には明るい未来を歩いて行ってほしいですよね。

今回はそんな子どもたちが、

厳しい社会を生き抜くために、

大切なことを教えてくれる絵本たちを紹介します。

ライバルとはケンカするより仲良くなろう

『3びきのかわいいオオカミ』

ユージーン・トリビザス作/ヘレン・オクセンバリー絵/こだまともこ訳/冨山房

3~6年生におすすめ!

ライバルとは協力した方がうまくいくことを教えてくれる作品。

これからの時代は戦うより協力しちゃおう!

「あの人はかわいくてうらやましい」

「あの人は頭がよくて気に食わない」

うらやんで、やっかんで、意地悪するなんてもったいない!!

むしろそのコツを聞いて仲良くなろう。

最大の敵は、友達になれば最強の仲間。

あの有名なApple社とMicrosoft社だってそうして大成功したんだもんね。

どうやったら伝わるのかな?

『絵くんとことばくん』

天野祐吉さく/大槻あかね絵/福音館書店

3~6年生におすすめ。

相手に動いてもらいたい時、どんな風に表現しようか

考えるきっかけをくれる作品。

面と向かって話すだけではなくて、

SNSやYouTubeなど、

いろんな媒体で考えを発信するようになった現代。

どんな仕事でも表現力はとっても大切!

お小遣いアップのために

絵と言葉でどう訴えるのか。

楽しく感じることができる作品です。

違っているのが当たり前。

『みえるとかみえないとか』

ヨシタケシンスケ/伊藤亜紗/アリス館

3~6年生におすすめ。

相手との違いの楽しみ方を教えてくれる作品。

国籍、肌の色、体のつくり、障害や、LGBTQの多様な性別。

嬉しいことに、

多種多様な違いが個性として大切にされ始めた現代。

【目が見えない=かわいそう】じゃなくて

【目が見えない=目が見える人と得意なことが違う】って考える。

みんな得意不得意が違うだけ!

そう心から思って行動している人のところに

人はきっと集まってくるはず。

「今」やってみよう!

『パンダのシズカくん』

ジョン・J・ミュース作/三木卓やく/フレーベル館

5・6年生におすすめ!

「今」の大切さ

失敗を恐れず挑戦する大切さを教えてくれる作品。

失敗したらどうしよう…と思っても、

失敗するのは当たり前。

しかも、「失敗した!」と思っても、

時がたつと、それは必要なことであったことに気付く。

大人にも深い作品です。

可能性は無限大!!

『それしかないわけないでしょう』

ヨシタケシンスケ/白泉社

3~6年生におすすめ。

可能性はひとつじゃないことを教えてくれる作品。

「そんなの無理だ」「できっこない」

そう言う人はどこにでもたくさんいる。

でも、やらなかったらどんなこともできるわけない。

本当にやりたいことは、どんなことでも

自分を信じてやってみよう!そう思わせてくれる作品です。

いかがだったでしょうか?

絵本は堅苦しくないのに

素敵な考え方と出会わせてくれる。

大人も面白い絵本たちです。

私の息子はまだまだ小さいですが、

将来絶対に一緒に楽しみたい作品たちです。

ぜひぜひ親子でお楽しみください😊

後編はこちらから!

12歳までハマる!!

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ABOUT ME
えほんBB
元小学校教員・元学校司書。 高学年向けの読み聞かせに悩み、多くの絵本を読んだ経験から、絵本紹介人となる。現在一児の母。夢は読み聞かせ絵本の紹介を仕事の一つとして確立すること。全力で探し出した、戦友とも呼べる絵本たちをブログ・Instagram・Twitterで紹介中。